Single
いとしのエリー
作詞・作曲 桑田佳祐
編曲 サザンオールスターズ
管・弦編曲 新田一郎


アブダ・カ・ダブラ(TYPE3)
作詞・作曲 桑田佳祐
編曲 サザンオールスターズ
いとしのエリー


■発売日 1979年03月25日
■EP VIH-1040 ※廃盤
■CD VIDL-30103 ※廃盤
■Maxi CD VICL-36003
■チャート 2位(オリコン調べ)
■セールス 125万枚(ビクター調べ)
■タイアップ TBS系ドラマ『ふぞろいの林檎たち』主題歌
「日清・焼そばUFO」CMソング(サザン出演)〜C/W



サザンの代名詞とも言える、バラードの名曲だ。この3rdシングルをリリースするにあたり、「勝手にシンドバッド」から「気分しだいで責めないで」へとつながった、元気でハチャメチャなことをやるバンドというイメージの曲にするか、それとも正反対のイメージだが思い切って「いとしのエリー」にするか、メンバーもスタッフもかなり迷ったそうだ。結果的には、当時に罷り通っていた「3枚サイクル」の掟(*1)を破り、素直に今やりたい音楽を!という理由から「いとしのエリー」が選択された。

リリース当初は全く受けなかったが、徐々にチャートが上がり始め、ついには「ザ・ベストテン」の1位を獲得する。デビュー当時からサザンは一発屋の色物バンドと見られがちだったが、この曲で評価は一転。メロディメーカーとしての桑田の才能が認知されることに。後にレイ・チャールズが英詩カバーとして「Ellie My Love」(1989年10月4日)を発表。美しいメロディラインは世界的に認められることになる。

もともとこの曲は、結婚以前に、桑田さんが原さんに対して「ごめんなさい」の気持ちを込めて作った曲で、完成した際には電話口で原さんにメロディを聞かせたそうだ。ふたりの結婚式では、桑田さんが歌詞の「エリー」の部分を「ユウコ」に変えて熱唱した。「エリー」の由来については諸説ある。桑田さんの敬愛するEricClaptonにちなんだという説や、実姉の名前(*2)に由来するのではないかという説など。

「いとしのエリー」ではNHK紅白歌合戦の初出場を果たし、当日のステージではお揃いのサテンブルゾンに身を包む。ちなみに、サザンの紅白歌合戦への出場は「いとしのエリー」を含めて過去3回。

C/Wはタイトルに「TYPE3」とあるが、TYPE1と2は後に発売されたアルバム『10ナンバーズ・からっと』に収録されている。


*1 シングルは同じような曲調のものを3枚続けて出すという日本音楽界の当時の掟のこと。
*2 実姉の岩本えり子。「黄昏のサマー・ホリデイ」では英語補作詞としてもクレジットされている。



「いとしのエリー」のイントロは何て歌っているの?
レイ・チャールズ「Ellie My Love」
レイ・チャールズ「サントリーホワイトCM」



「いとしのエリー」
Album:10ナンバーズ・からっと
Album:バラッド'77〜'82
Album:すいか SOUTHERN ALL STARS SPECIAL 61 SONGS
Album:HAPPY!
Album:海のYeah!!

「アブダ・カ・ダブラ(TYPE3)」
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