サザン人気を決定的にした「いとしのエリー」を収録するアルバム。レコーディング中に出演した『ザ・ベストテン』では、桑田佳祐が「ノイローゼ!ノイローゼ!」と絶叫して話題になった。ハードスケジュールに振り回され、本作はテレビ局スタジオとレコーディングスタジオのまさに往復によってできたもの。原さんは、自身の著書の中でも「本当にノイローゼになりそうだった」と語っている。
アルバム収録曲の中には、歌詞カードの歌詞が記号(♪◎△●♂…)になっているものがある。この真相についてはこちらをご参考に。
CDの収録状態では気が付かないが、本作はレコードのA面、B面の二面性をよく考えた上で収録曲の順番が決められている。レコードの場合、A面の最後の曲は「アブダ・カ・ダブラ(TYPE1)」、B面の最初の曲は「アブダ・カ・ダブラ(TYPE2)」になる。CDの場合は、前者のラストと後者のイントロには飛行機の音が連続して入ってるわけだが、レコードの場合は、一度レコード盤を引っくり返してB面にしたところで続きの飛行機音が聞こえる仕組みになっている。このA面からB面への連続性が考えられているところが、面白い。
|