Album−オリジナル
熱い胸さわぎ


■発売日 1978年08月25日
■LP VIH-6027 ※廃盤
■CD VDR-7001 ※廃盤
VICL-60211
■チャート 16位(オリコン調べ)
■セールス 50万枚 (ビクター調べ)
熱い胸さわぎ


音楽評論家・佐伯明の言葉を借りれば、「トリッキーなバンドと思われがちであるが、自分たちに影響を与えた音楽にきちんと返礼するまじめな楽曲が多いことが分かる」作品。デビューアルバムらしい、音楽サークルの雰囲気をいい意味で引きずったままの初々しさが残っている。前年には「East West」コンテストの決勝大会で入賞し、桑田佳祐が「ベストボーカル賞」を受賞している。ボーカルの素晴らしさも然ることながら、曲作りの才能も見せつけられる傑出アルバムだ。

ジャケットは、黄色の背景にメンバーの全身コラージュ、赤いサザンオールスターズの斜め文字。後のアルバムジャケットでは見られない、メンバーが全面に押し出された格好だ。このジャケットデザインに決定した経緯について、こんなエピソードがある。関口さんによると、

「デザインを担当した小島氏は最初、黒からオレンジにグラデーションがかかっているバックに、サザンオールスターズという文字を斜めに大きく入れただけのジャケットデザインを持ってきた。それを高垣さん(ビクターのディレクター)が見て、『もっとレコード屋の店頭で目立つような色の、とにかくハデなやつにしてください。メンバーの顔も全面に出るような』と再考を依頼した。つき返された小島氏は、半分怒りと半分開き直りで、あのようなジャケットにした」

らしい。高垣伝説は多々聞かれるが、デビューアルバムにも伝説はあったようだ。

勝手にシンドバッド
作詞・作曲 桑田佳祐
編曲 斉藤ノブ&サザンオールスターズ
管編曲 Horn Spectrum




Single:勝手にシンドバッド ◆解説ページ
Album:すいか SOUTHERN ALL STARS SPECIAL 61 SONGS
Album:HAPPY!
Album:海のYeah!!

別れ話は最後に
作詞・作曲 桑田佳祐
編曲 サザンオールスターズ
管編曲 Horn Spectrum


ボサノバ調のバラード。アマチュア時代の曲名は「ボサノバ'69」だった。デビュー曲候補だったが、スタッフの意向でインパクトのある「勝手にシンドバッド」になった。



Album:バラッド'77〜'82
Album:すいか SOUTHERN ALL STARS SPECIAL 61 SONGS

当って砕けろ
作詞・作曲 桑田佳祐
編曲 サザンオールスターズ
管編曲 Horn Spectrum




Single:勝手にシンドバッド ◆解説ページ
Album:すいか SOUTHERN ALL STARS SPECIAL 61 SONGS

恋はお熱く
作詞・作曲 桑田佳祐
編曲 サザンオールスターズ


本作の中で、デビュー決定後に作った唯一の楽曲である。曲は8分の6拍子で、“泣きのハチロク”と呼ばれるもの。サザンのバラードの典型的なスタイルだ。



Album:バラッド'77〜'82
Album:すいか SOUTHERN ALL STARS SPECIAL 61 SONGS

茅ケ崎に背を向けて
作詞・作曲 桑田佳祐
編曲 サザンオールスターズ




Single:茅ヶ崎に背を向けて ◆解説ページ

瞳の中にレインボウ
作詞・作曲 桑田佳祐
編曲 サザンオールスターズ&リアル・フィッシュ


タイトルはレオンラッセルの同名曲からの引用だ。バーで演奏をしているような雰囲気で始まり、かなりジャズっぽいサウンドになっている。



Album:すいか SOUTHERN ALL STARS SPECIAL 61 SONGS

女呼んでブギ
作詞・作曲 桑田佳祐
編曲 サザンオールスターズ
管編曲 Horn Spectrum


タイトルの通り、曲調はブギ。ブギとは、ピアノで演奏するブルースのことだ。「女、呼んで、もんで、抱いて、いい気持ち〜♪」というイントロのフレーズはかなりのインパクト。この“明るいエロティック”路線は、今後の作品にも踏襲されていく。このインパクトゆえ、サザン初の放送禁止曲に指定された。また、いまだに途中の歌詞があやふやであることから「永遠の未完曲」とも言われ、桑田本人も『音楽寅さん』の中で「まだ出来てない」と語っている。



Album:すいか SOUTHERN ALL STARS SPECIAL 61 SONGS
Album:HAPPY!

レゲエに首ったけ
作詞・作曲 桑田佳祐
編曲 サザンオールスターズ


タイトル通り、曲調はレゲエ。鳥の鳴き声から始まるイントロは、南国の雰囲気が漂う。サザンとしては珍しく、フェードインで始まる曲だ。エンディングのフェードアウトの部分では、桑田さんが「パンティ、パンティ」とささやいているという噂も。



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いとしのフィート
作詞・作曲 桑田佳祐
編曲 サザンオールスターズ


リトル・フィートのオマージュだが、歌詞は全く関係が無く、年末年始の情景を描いたもの。年末ライブでも度々演奏された。ちなみに、「1 Channel」とはNHKを指す。



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今宵あなたに
作詞・作曲 桑田佳祐
編曲 サザンオールスターズ


アマチュア時代のセッション光景を彷彿とさせるような曲。ソロパートの演奏前には、メンバー紹介が入る。歌詞に登場する「あなた悲しや天ぷら屋」とは、原さんの実家の天ぷら屋「天吉」を指している。



原さんの実家である「天吉」について教えて下さい。



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